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不動産業の新入社員。雑記ではありますが、読者に新しい知見をもたらすことを目的としています。

努力で積み上がる資産

努力によって積み上がる資産には2通りあるのではないか。
時間の経過と共に償却するものと、しないものだ。


最近はそんなことを考えている。
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皆さんは人生でがむしゃらになって努力をした経験があるだろうか?


大体の人にはあると思う。それは、部活や受験、仕事など人それぞれだろう。


私の場合は、中学時代のバドミントンだ。
体罰のあるような部活動で、私は部長をやっていた。当時の休みは年に7日。お盆5連休と、大晦日と元日のみだった。


とにかく、中学時代は「バドミントン上手くなりたい」「上手くなってタイトルを取りたい」という思いで打ち込んでいた。バドミントンの技術を高めることを目的としていたのだ。一定のバドミントンのスキルは身についた中学時代だった。


それから、高校に入ってアルバイトを始めた。大学に入学しても、特にスポーツをやる事もなかった。そして、社会人になり運動不足を解消するためにバドミントンサークルに顔を出した。


遊びでバドミントンをやっている連中に負けるはずがない。地獄のような日々を過ごし、バドミントンに打ち込んできたんだ。久しぶりに打つことが楽しみだ。


そんなことを考えてサークルに行ってみた。


すると、当然だが現役の時のように打つことは出来ない。身体は思いし、シャトルを打つ技術もことごとく劣化していた。


ふと、思ってしまった。

あれだけ打ち込んだのに何も残らないの?


少し悲しくもなった。




それと同時に気付いた。

努力によって積み上げた資産で真に価値のあるものはこれじゃない


確かに、時が経って積み上げたバドミントンの技術は劣化した。


しかし、
・3年間体罰まじりの部活で努力し続けた
・何度も辞めたいと思ったが、こらえてやり抜いた
・素人だった自分が努力を続けることで一定の結果を出すことができた


3年間という時間と、打ち込んだ情熱に裏打ちされた自信は全く償却していない。


この自信があるから、受験に就活、社会人になっても前を向けて頑張れているのだろうと思う。


7年経ってようやく気付いた。時間が経っても償却しないものを手に入れるために努力をしていたんだな、と。


こう考えたら凄く救われました。
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